なぜ高金利が可能なのですか？①
サラ金の金利というのは、
大手の業者でも実質年率で23～28％と高金利であり、
これは、利息制限法が
上限金利として規定している金利をはるかに超えています。
なぜ高金利が可能なのですか？②
では、なぜこのような高金利が可能なのでしょうか。
それは、貸金業者が
利息制限法の制限金利を超える利息をとったからといって、
直ちに超過部分が無効になるわけではないからです。
具体的には、「みなし弁済規定※」によって、
利息制限法超過利息であっても、
出資法に違反しなければ有効な利息の弁済とみなされるからです。
※改正貸金業法（平成18年12月20日付）では、
「みなし弁済規定」は廃止されました。
出資法の制限金利を超えるとどうなるのですか？
出資法の処罰金利である年率29.2％※
を超える金利をとると刑事罰が科されます。
この刑事罰は、
5年以下の懲役もしくは1,000万円（法人の場合は3,000万円）以下の罰金、
またはこれらが併科されます。
※平成12年5月末日までの契約は40.004％です。
キャッシュレスとは？
キャッシュレスというのは、
現金（キャッシュ）を使用しない支払決済手段のことをいいます。
キャッシュレスの代表的なものとして、
クレジットカードがあります。