クーリング・オフと消費者保護

クーリング・オフ制度とはどのようなものですか?@

クーリング・オフ制度というのは、
消費者が契約の申込みをしたり、契約の締結をした後に、

 

一定期間内であれば、
その申込みの撤回や契約の解除ができる制度のことをいいます。

クーリング・オフ制度とはどのようなものですか?A

わかりやすくいうと、一度行った申込みや契約を
なかったことにしてしまうことができる制度です。

 

本来、原則としては、申込みであれ契約であれ、
一度行った以上は守らなければなりません。

 

民法では、取消しや解除のように、
一度成立した契約をなかったものにできる場合もありますが、

 

これができるのは、詐欺・脅迫・債務不履行などの
特定の事実が存在する場合に限定されています。

 

その意味では、クーリング・オフ制度は、
民法の原則に対して

 

無条件に申込みや契約を撤回・解除できる
例外的な制度ということができます。

クーリング・オフができる場合は?

クーリング・オフ制度は、
消費者にとっては非常に有利な制度ですが、
どのようなケースでもクーリング・オフできるわけではありません。

 

クレジット契約による物品の購入の場合では、
一定の要件を満たした場合に限られます。

多機能(IC)カードとは?

多機能(IC)カードというのは、
1枚のカードで、デビット、クレジット、キャッシュカードなど、
複数の機能を搭載できるカードです。

 

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